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株式会社あふリズムは「訪問看護けあリズム」「ケアプランここリズム」を運営しています。 アイコン 「手首が痛い」 仕事や家事を頑張りすぎることで起きる症状

おはようございます!けあリズム広報部です!

 

本日は即位の礼で祝日となっていますね。

 

各国から続々と国賓の方々が来日されているそうで、東京の方は厳戒態勢となっているのではないでしょうか?

 

そんあ即位の礼の日ではありますが、けあリズムは平日と変わりなく出勤です!

 

私は30歳代なので、ある程度体力的にも無理が効く年齢かと思いますが、

 

30歳~40歳ぐらいの方が痛めやすい関節として「手首(手関節)」が挙げられます。

 

ということで、自分(作業療法士)の専門分野になってしまいますが、

 

手首の痛みについて本日はお伝えしていければと思います。

手首の痛みはなぜ起きるのか?

人間を人間らしく生活させるための効果器として

 

重要な働きをしている「手」。この「手」の動きがあるからこそ、

 

人間らしい生活を可能にしていると作業療法士である私は日々実感することがあります。

 

しかし、動きのバリエーションの豊富さと実用性の高さから、

 

過負荷になってしまっていることが多く、仕事や育児に家事などで頑張り過ぎている方々が

 

痛めてしまいやすい関節となっています。

 

肘から始まった腕は手首に向かうにつれ、どんどんと細くなっていきます。

 

そして、手首の所で最大に細くなっった場所には、

 

指先に力を伝える「腱」という組織や、指先の筋肉や感覚を司る「神経」、

 

掌に栄養を送る「血管」が束状になっていて屈筋支帯という組織でまとめられています。

つまり、狭い場所に組織が詰まっているため、痛み易い構造になっています。

 

また、手首は指先の動きをさせる土台の役割もしますが、

 

伸ばした腕の先で手の位置の微調整を行う役割もあり、

 

言わば「固定」の役割と「動き」の役割と、全く違う役割を頻繁に行っている働き者の関節といえます。

 

 

指先に力の入る仕事は手首を痛めやすい

手首を痛める時、手首を動かす動きではなく、

 

指先を良く動かす動きが頻繁に起きることで痛みがでることがあります。

 

それは前述している指先に力を伝える「腱」という組織が、

 

指先の動きに連動して関節の隙間を滑っていくために、

 

動きが多くなることで摩擦が多くなり、良く擦れる部分で炎症が多く起きてしまいやすいのです。

手首が痛い時の対処法は??

手首が痛い時、「これぐらいなら我慢できるかな」と思わず、

 

すぐに対処することをおススメします。

 

手首にある関節の組織は一度、炎症が起きてしますと、

 

なかなか痛みが消えずらいと言われています。

 

そのため、ひどくなる前に対処することが一番大切ですが、

 

どうしても痛みが酷くなってしまうことがあります。そんな時の対処法は、

 

「安静」と「圧迫」です!

 

なんとなく、「安静」はイメージしやすいかとは思いますが、

 

圧迫とは?と思うかもしれません。

 

これは、手首付近を包むように全体的に圧迫を加えることで、

 

手首が締め付けられて、関節の固定力がアップします。

 

そうすることで痛みが出ている部分の負担が軽減されると言われています。

 

最近では薬局などでも良い固定具が売っていたり、ネットでも購入できるので

 

安静と圧迫を同時にできるようなサポーターがおススメです。

また、どうしても水場の仕事などがあるという方は「防水のテーピング」がおススメです。

 

手首に太いサイズのテープを少し圧迫が加わるように巻くだけでも、

 

安心感や痛みの軽減などが図れるかと思います。

終わりに

現代社会の方々にとっては「安静」することが難しくなっているのではないでしょうか?

 

私自身も仕事があるとなると少し無理をしてしまう傾向がありますが、

 

やはり「痛み」というのは身体が発信するサインなので、

 

その声に耳を傾けて、無理をせずに休めるように自分自分もコントロールすることが

 

一番大切であると思います。

 

無理をせず、毎日の仕事を楽しく頑張れるようにしていきましょう!