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株式会社あふリズムは「訪問看護けあリズム」「ケアプランここリズム」を運営しています。 アイコン 笑顔によって問題解決を図る

訪問でリハビリをする際に様々な状況がありますが、

 

基本的には、出来るだけ笑顔になってほしい、訪問してリハビリをしている時間を

 

楽しんでほしいという想いを私は持っています。

 

そんな想いを持ちながら訪問し、最近に効果を実感した症例をご報告致します。

手首の骨折後、在宅生活を安心して送れなかった方

70歳代女性

 

元々の生活は全て自立していましたが、手首を骨折されてからギプス固定後に

 

在宅生活でも手助けが必要となり、外出の機会も全くなくなってしまっていました。

 

膝の痛みも元々あり、旦那様も生活に介助が必要な状態であったため、

 

ご自身が怪我をしてしまったことで、生活にとても心配をしている様子でした。

当初の訴えは『痛み』と『不安』

保存療法でギプス固定をしたのち、ギプスを取りましたが、

 

痛みと本人様の今後の不安でした。

 

痛みについては保存療法でもあり、実際に手首周辺も腫れてしまっているため、

 

腫れが引くようにアプローチしながら、本人様の不安を解消できるように

 

色々な話をするように心がけました。

 

最初の頃は、それこそリハビリとは全く関係の無い話で、

 

大声で笑って頂くように頑張ってネタを振り絞りだしました。

 

症状の改善と共に、心の改善も

腫れも引いて、関節の動きが良くなっていっても

 

やはり痛みが出ると、生活内で手を使おうという気分にはなりにくいものです。

 

訪問で伺った時は「ここが痛い」「こうしたら痛い」「痛くてこうなった」などなど。

 

痛みに対してかなり注意深く観察している様子でした。

 

そこで、私は

「関節の動きなどは良くなってきていて、筋力も戻ってきました。
痛み無くできることを生活のな中で見つけてみて下さい。」

とお伝えしました。

 

「痛み」にフォーカスを向けるのではなく、「痛みなくできること」に

 

フォーカスが向くように心掛けました。

 

すると、本人様の方から「昨日は、鍋を持てました」「水の入ったコップを持っても大丈夫」などなど

 

ポジティブな意見を聴くことができました。

 

旦那様のご飯を用意し、買い物にも行っています

まだ訪問看護のリハビリは継続していますし、痛みが0になったわけではありませんが、

 

現在では、ご飯を作ったり、買い物に行ったりと家に引きこもってしまうことはなくなってきました。

笑うということの医学的効果

良く言われているのは、笑うことによってナチュラルキラー細胞やボーン細胞の活性化が起こり、

 

免疫力が高まるということや、α波が出て身体がリラックス状態になりやすいなどなどです。

 

また、笑うことで呼気(つまり息を吐くこと)が促されることで、

 

肺の中の炭酸ガスが排出され、新鮮な空気を取り込むことができます。

 

ヨガなどでも吸うよりも吐くことを重視しています。

簡単にではありますが、笑うことうや笑顔になることのメリットを挙げさせて頂きました。

 

勿論、このような直接的なものではなく間接的にも良いことがたくさんあると思います!

 

皆さんも笑顔を大切に今日も1日頑張りましょう!