おはようごうざいます!
けあリズム広報部です!
本日も事務所のパソコンからブログを書いております。
さてさて本日はというよりも、本日も精神科訪問看護の研修で学んだことについて、
少しご紹介できればと思います。
それは『傾聴』です。
コミュニケーションスキルとしては、かなりベーシックな技術になるかもしれませんか、
人とのコミュニケーションが苦手だ!という方でも、
しっかりと手順を踏んで話を聞いていけば、しっかりとラポールを形成できるような
会話をすることができると思いますので、もしも苦手な方は参考にして頂ければと思います。
基本的な傾聴技法
研修では、基本的な傾聴技法の一つとして、ヘルピング・スキルなどが紹介されていましたが、
内容としては、
①相手の伝えたいことがわかるまで、よく聴く
②解決したい問題があるなら、焦点を合わせる
③解決方法について、一緒に話し合って、
専門家としての知識を伝えたり(心理教育)、
実際の方法を試しにやってみたり(SST)する。
となっています。
傾聴の実際
しっかりと話を引き出す時にまず大切なことは、
「相手が話しやすい場と自分の聴く準備を整える」ということです。
具体的には、
・お互いに安心できる、場所と時間を作る。
・自分自身も整える。
・原則は、こちらから、意図を伝えて、聴き始める。
傾聴の準備としては、これぐらいでしょうか。
当たり前ですが、環境や時間的に安心できなければ、しっかりと自分の話をしようとは思えません。
また、「自分自身を整える」というのは、自分の気持ちなどがブレていないかを気を付けましょう。
自分の気持ちの浮き沈みがあると、それが相手に伝わってしまったりするため
ニュートラルな言葉はを引き出すことができなくなります。
そして、いざ実践!ですが、その際も大切なことがあります。
まず、
・相手が言葉と身体で表現していることに関心を向ける
・こちらから相手の話を飛躍させたり妨げない
・相手の話に自分の価値観による判断を下さない
・非指示的→最初から勧めたり説得しない
そして、話を聴いている最中に気を付けることとして、
・視線をある程度合わせる
・相手と自分の身体言語にも気を配る
(相手の出している雰囲気、自分の出している雰囲気、身体の動きや姿勢が語ること)
・声の調子
・距離(パーソナルスペース)の取り方
・相手より少し丁寧に
聴いている自分も聴かれている相手も自然に波長が合うことを意識しましょう!
おわりに
色々と技術面のお話が多くなってしまいました。
真摯に向き合えば、分かり合える!という思いを持っている方もいらっしゃるかもしれませんが、
仕事として、しっかりとラポールを形成しなければならない場合、
ある程度、順序だてて、システム的にできるようになっておくことは、
重要なことであると思います。
広報の私は、就職し始めた頃に、めちゃくちゃモテる先輩から、
「女性の話を聴くときは、傾聴3に対して、自己開示1が一番バランスが良い」
と教えてもらいました。
今回の研修でもそれを思い出していました。笑