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株式会社あふリズムは「訪問看護けあリズム」「ケアプランここリズム」を運営しています。 アイコン 判断する力が求められる訪問看護

前回、お伝えさせて頂いた

 

在宅・地域医療を目指すセラピストに必要な4つの知識とは?』

 

というタイトルのブログの中で、記載させて頂いた

 

「バイタルチェック、フィジカルアセスメントの知識」

について、掘り下げてお伝えしていければと考えております。

前回のブログはコチラをクリック

 

なぜ、その知識が必要なのか?

訪問看護によるリハビリの介入として、病院や施設でおこなうリハビリと

 

大きく異なることは、「環境」です。

それは、物理的な環境・人的環境・精神的な環境、全てにおいて違うと言えます。

 

病院などでは、医療設備が整っており、緊急で対応しなければならないことも

 

しっかりと対応できるように対策がなされていることが多いと思います。
(※リハビリ中の急変時に対する対応策など)

 

しかし、まず訪問ではご利用者様のご自宅でサービス提供を行うため、

 

設備などは勿論ですが、緊急時などにどのように対応しなければならないかを

 

自分自身でしっかりと把握しておくことが必要となります。

そのような状況下でリハビリというサービスを提供する際に、

 

例えば、訪問リハビリを経験したことの無いセラピストが

 

初めて訪問したお宅で、ご家族様から

 

「リハビリを受ける本人の呼吸がいつもと違うが、リハビリをしても大丈夫か?」

 

と質問を受けた時に、自分で状況を確認しリハビリを行っても大丈夫かどうかを

 

判断しなければなりません。

その判断する材料として、とても大事になるものがバイタルサインであり、

 

フィジカルアセスメント内容となると思います。

 

病院などとは違う在宅環境を理解し、必要な知識を蓄える

 

病院などでは、状況を逐一看護師さんや医師に確認することができます。

 

しかし在宅ではそうはいきません。

 

ご家族様やご利用者様本人にとっては、セラピストも立派な医療職です。

リハビリ職だからと言って、上記の質問に対して

 

「わかりません。」とは言えません。

 

リハビリをしても大丈夫か、どうなのかをしっかりと判断し、

 

行動をとらなければならないのです。

 

勿論、全てを1人で判断する必要はないと思いますし、報告・連絡・相談が行える環境があれば

 

しっかりと連携をとる必要があります。

 

しかし、やはり自分の力でしっかりと身体の状況を把握し、

 

リハビリを安全に行える状況なのか? お休みして様子を観た方が良いのか?

 

医師や看護師などに報告や相談が必要なのか? 救急搬送すべきなのか?

 

瞬発的な判断力には『経験』も必要かと思います。

 

しかし、経験だけに頼らず、しっかりとした識』を前提に実施することで、在宅での現場で必要な

 

判断が可能となるのではないでしょうか。

おわりに

私個人の感想かもしれませんが、

 

理学療法士、作業療法士、言語聴覚士は在宅や地域などの

 

医療現場から離れれば離れるほど、医療の専門知識を

 

もっと深めなければならないと感じることが多いと思います。