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株式会社あふリズムは「訪問看護けあリズム」「ケアプランここリズム」を運営しています。 アイコン 腰痛について

皆さん腰は痛くないですか??

 

2年に一度行われる厚生労働省による国民生活基礎調査では、

 

常に腰痛は有訴者率の首位の座を保ち続けていると言われています。

 

つまり、日本人が有する症状のうち最も多いのは腰痛だということですね。

そんな国民病ともいえる腰痛ですが、

 

なぜ、腰が痛くなるのでしょうか?と考えてしまうと、

 

難しくなって答えを出しづらくなってしまいます。

 

勿論、腰痛の中には、椎間板ヘルニアや脊椎炎などなど、腰そのものに原因と症状が認められる症例もいますが、

 

今回、ブログで記載させて頂いている内容については、そのような問題はない「腰痛症」についてです。

 

腰痛とは、そもそも病気や怪我の名前では無く、いわゆる一つの「現象」に過ぎません。

 

「腰が痛くなる」=「腰痛」なので、その原因は人によっても様々ですし、

 

色々な疾患や症状によっても引き起こされてしまいます。

 

しかし、世間ではあまりにも腰が痛い人が多すぎて、

 

「腰痛」という言葉が独り歩きしてしまっている印象があるな~と感じています。

 

実際に整形外科などでは、はっきりと病態が把握できない腰痛の方を

 

「腰痛症」という診断をしていますが、実際に腰が悪いのか?他の部位が悪いのか?

 

は判断が難しいのではないかと思います。

 

腰痛に対するリハビリ

習慣を変えれば… ○○が減り痛みも無くなる?

 

詳細な記載はできませんが、「腰痛」が主訴の方の紹介をさせて頂きます。

 

その方の話を詳しく聴くと、「起き上がる時や寝るときに右側の腰が痛い」と言う内容でした。

 

よくよく観察してみると、その方は普段は殆どベッド上から移動せず1日を過ごしており、

 

身体を起こして移動するのは、トイレか食事の時のみとなっていました。

 

また、ベッドで寝ている際は、身体を右側に向けてテレビを見ている様子で、

 

起き上がる方向も右側からとなっていました。

 

つまり、常に右側が縮まった状態で行動して過ごしているような状態でした。
(ここら辺の細かな身体機能面の評価については割愛させて頂きます。)

 

そこで私は、テレビとベッドの位置を変えて、左側から起き上がり、ベッドも座って観るように提案をしました。

 

今までの生活環境を変える事は、色々なリスク管理が必要で本人様にも理解して頂く必要がありますが、

 

なんとか提案通りの内容に変化することができ、約3か月が経過しましたが腰痛は軽減し、

 

また、活動性も少し向上してきています。

 

習慣を変えたことで、普段から掛かっていた右腰の負担が減り痛みが軽減し、活動性の向上も認めた症例でした。

 

終わりに

世間の自粛要請に伴い、身体を動かす機会が減ってしまい、私自身も身体の結構ガチガチになってしまっている感じがします。

 

家の中でも出来る運動を行って、少しでも身体の負担を減らせるように努めていきましょう!