風が肌寒く、太陽の光を強く感じる
いよいよ秋になってきたことを実感するようになりました。
現在は台風19号も迫ってきており、その警戒をしなければと思いつつ、
日々の業務をこなしている毎日です。
10月も2週目に入り、なんだか夜が眠れないなど、『秋の夜長』を感じている方も
いらっしゃるかもしれません。
そんなときはテレビを見たり、読書をしたり、今ではスマホに夢中になってしまうなんて
こともあるのではないでしょうか?
その時に、良く出現する症状として、眼精疲労があります。
目の疲れや乾燥などなど、
色々な症状が出現し、生活の中で大切な『見る』
ということの妨げになってしまいます。
今回は、眼精疲労に対して、その特徴と
対応方法について、ご紹介できればと思います。
眼精疲労の原因
眼精疲労の原因は諸説あると言われていますが、
まず、そもそもの眼の疲れと眼精疲労を混同されている方が多いです。
実際に眼の疲れと眼精疲労は症状が違います。
このように、眼精疲労は重症化すると吐き気や頭痛などの症状を引き起こし、
不眠やイライラの原因にもなってしまいます。
眼精疲労が出現する原因としては、
①目の病気や加齢:
近視・乱視・老眼・白内障やドライアイ等、目の病気が原因で視力が下がったり、
視野が狭くなり、目を凝らしたり意識的にピントを合わせるため眼精疲労が起こります。
②目の使い過ぎなど、環境の影響
目には、眼球の位置を調整する外眼筋と、目のレンズである水晶体の厚さを調整する毛様体筋などがあります。
目のオーバーワークにより目の筋肉に疲労がたまってしまいます。
また、明暗が強すぎる環境、近すぎるパソコン作業やエアコンなどによる乾燥等、
様々な環境も眼精疲労の原因となります。特にパソコンをよく使う方、
液晶などの画面をみながらの作業を長時間続けることで目や目からくる様々な症状を引き起こします。
③ストレスなど心的要因
過労や人間関係などの日比野ストレスや、神経症、自律神経失調症などの精神的なものによって
眼精疲労は引き起こされます。ストレスによる身体の過度の緊張が血流を悪くしたり必要な涙の分泌量が減ってしまいます。
以上の三つの原因が主なものと言われています。
眼に優しい習慣を身に着ける!
起きている間、目はずっと忙しく働き続けています。
そのため日頃のケアを怠ると、どんどん疲れ目が進んだり、
視力が低下したり、白内障やドライアイなどの病気にかかったり、
目の老化が早まります。目を労わる習慣を心がけましょう!
その①:寝ている時だけ目は休める
唯一目を休めることができる睡眠時間はとても重要になります。
忙しくとも最低でも6時間はしっかりと休ませて、
次の日に目の疲れを残さないようにしましょう。
その②定期的に遠くのものを見る
近くのものをみるということは目にとても負担をかけてしまいます。
反対に遠くを見ると毛様体筋が緩みリラックスさせることが出来ます。
その③じんわり温めてリフレッシュ
疲れ目には温めるのが効果的です。溜まった疲労物質を血行促進して流しましょう。
やけどに注意しながら40度程度に温めた濡れたタオルを目の上に乗せましょう。
その④たっぷりの水分補給を
目の病気や視力の低下など様々な不調に繋がるドロドロの血液には水分補給が欠かせません。
眼球に酸素や栄養素が行き渡らなければ目の浮腫みなどにも繋がります。
おわりに
日本には四季があり、その時々で色々な症状が出現しますので、
季節に合わせた健康法で、元気に過ごせるようにしていきましょう!