研修案内
2020年2月27日に尼崎PTOTST連絡会主催の研修会が開催されます!
タイトルは「入院リハ×在宅リハ ~結果が変わる退院調整テクニック~」
とのことです。
当事業所の代表、中川が講師として登壇致します。
リハビリ職として病院と地域を繋ぐ
私事になりますが、私も最初は急性期病院で働き、
整形外科クリニックや一般企業などを経て
現在のけあリズム訪問看護ステーションに勤めています。
リハビリ職は専門家と言っても
その分野は疾患だけでも多岐にわたり、
さらにその時期(急性期・回復期・慢性期・終末期)
に応じても必要となる知識やスキルは全然違うものであると思います。
そのための医療現場では各時期に分けられた医療を、
より専門的に受けてもらうために各病期や各疾患に分けられていると思いますが、
例えば急性期から回復期へ、その病期を脱する時など、
お互いの医療機関の連携がしっかりと満足に行えているのかは、
難しい問題であると思います。
そこで、我らリハビリ職はしっかりと横の繋がりを持ち、
より密に連携していくことが重要になのではないでしょうか。
スペシャリストがいい? ジェネラリストがいい?
リハビリ職になって、ある程度経験を積んでいいくと、
『自分は将来、どのようなセラピストを目指すべきか』と考える人はいるかと思います。
自分は新人の頃、ハンドセラピーが好きだったので、
その分野の研究者になろうと思っていました。(この考えは完全にスペシャリストですね。)
しかし、その後に色々な経験を積む中で、
1人として同じ症状、同じ状況下の患者様や利用者様がいないことを知っていくことで
私自身の考え方も徐々に変化し、今では色々な知識や技術を身に着けて
どのような方にも最善の対応が出来るセラピストになりたいと考えるようになりました。
終わりに
個人的な話ばかりとなってしまいましたが、
スペシャリスト育成の研修会などは多いかとは思います。
対象者に対するリハビリを少し引いた視点から、全体を見渡せる視点を身に着けるためには
上記の研修は有意義な時間になるのではないかと思います。
これからの時代に必ず必要となってくる地域医療の考えを学べるかもしれません!