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株式会社あふリズムは「訪問看護けあリズム」「ケアプランここリズム」を運営しています。 アイコン 訪問看護ステーションのサービスを考えてみます。

どうも、けあリズム広報部です!

 

今回は、少しビジネスに偏った話になるかもしれませんが、

 

お付き合いいただければと思います。

訪問看護ステーションのサービス提供とは?

 

私たち訪問看護ステーションでは、基本的にはケアマネジャーさんや他事業所の方から、

 

依頼を受けて、利用者様本人やご家族様と契約し、クリニックや病院の主治医から

 

指示書を頂いて、サービス提供開始となります。

 

私たちのサービス形態は形や実物があるわけではなく、

 

それぞれ専門職の知識や技術を、その時間内で提供するというものになります。

 

求められるものが変わっていく社会

 

訪問看護のサービス形態自体は前のブログ「訪問看護ステーションの歴史」にて

 

1992年に老人保健法が改正され「指定老人訪問看護」が開始となった、

 

現在では当たり前のように認識されていることではあります。
https://www.afu-rhythm.com/blog/1059/

 

しかし、こちらのブログでも述べているように、このようなサービスの形態というのも、

 

どのような社会にどのように求められていくのか、ということにおいて形態が変わっていくものだと思います。

 

その中で、他の分野で面白いサービス提供の転換をした企業があります。

 

それは、日本の最大手自動車販売企業の「トヨタ」です。

 

車を売らないトヨタ自動車

皆さんは、ご存知でしょうか??

 

トヨタ自動車が昨年11月頃に、自動車をサブスクリプション方式で利用できる個人向けサービス「KINTO」を

 

2019年初めから開始すると発表していました。イメージとしては、カーシェアリングに近いもかとは思いますが、

 

自動車を買うのではなく、その利用権を借りて料金を支払うシステムです。

 

なぜ、トヨタ自動車がこのような方式の販売を開始するに至ったのか、

 

それは現在のテクノロジーの進化によって、今後の自動車を利用する社会が変わると言われているからです。

 

もしかしたら、間違ったり偏ったりした考え方もあるかもしれませんが、

 

今の自動車業界では盛んに自動運転システムや電気自動車の技術が競われています。

 

もしも本当に自動運転が可能となった場合、個人で車を持つ必要があるのでしょうか?

 

自動運転の広がった社会では事故や違反に渋滞などの減少が期待されていますし、

 

わざわざ、一家に一台と自動車を所有しなくても、自分が乗りたい時だけ借りて、

 

飽きたら変えて、乗らなくなってもリスクなく手放すことができる。

 

とても便利な自動車社会が予想されますね。

では訪問看護はどうでしょうか?

医療・福祉系の分野をビジネスモデルに落とし込むことは、色々と誤解や軋轢を生むかもしれませんが、

 

前述しているサブスクリプション方式で考えれば、利用者様やご家族様からすると

 

我々の看護やリハビリの知識を借りて、生活の豊かさや安心を提供されているという意味では

 

似ている部分があるのではないかと思いました。

 

つまり、私たちの分野は小売店や物販とは違い、このサブスクリプション方式のビジネスに近いのではないでしょうか?

 

それを1992年から制度化し、日本に普及されてこられた先人の方々の苦労はとてつもないものであったと思います。

 

今後の訪問看護ステーション

今後、というと数年先なのか、数十年先なのか、数百年先なのか、ということでも変わってしまうかもしれませんが、

 

数十年単位で考えれば、「現代社会は常に個人がオンライン化した社会」と言われています。

 

個人がスマホでいつでもインターネットに接続され、支払い・決済なども個人のネットを通して行ってしまう時代です。

 

このような世代が数十年後、介護保険などを利用されるようになったとき、私たちの分野はどのようになっているのでしょうか?

 

未だに、電話やファックスでやり取りをするのでしょうか?

 

各事業所はそれぞれのやり方で独立して業務ができるのでしょうか?

 

そもそも、訪問しなくてもサービスを提供できるかもしれません!

 

未来のことは誰にもわかりませんが、今現在、何が社会で起きているのかに注目し、

 

色々なことを予測して行動していきたいと思います。